赤坂ACTシアターの千秋楽を観に行ってきました。
http://marguerite2011.jp/
友人の招待で出かけてきたのですが・・・・。
初日が11日だった事もあって、公演中止もあり
チケットが思う様に売れなかったみたいです。
藤原紀香さん、とても美しかった。
日本人離れしたスタイルに、美しいお顔。
社会貢献にも熱心で 好感を持っています。
しかし、舞台には不満が残りました。
私、厳しいんです。
舞台装置、衣装はさすがに外国人アーティストに依頼しただけあって完璧でした。
すっごくお金をかけたんですって!
でも・・・・、お話自体がやっぱり古臭いよー。
マルグリットは椿姫が元になったミュージカルで、
舞台を第二次世界大戦時のパリに移したお話。
美しいフランス人歌姫が ドイツ軍占領下でドイツ将軍の愛人となり
贅沢な生活をしているところに現れた
若きピアニストに恋をしてしまうのですが・・・・。
そう、悲しいお話。
う~ん。
まず紀香さんは歌手じゃないんだなぁ~と思いました。
チャイナドールはまあまあでしたが、他の出演者とのデュエットでは
彼女の声が全く聞こえませんでした。
声量が違う。音も取れてないところがありました。
鏡の前で歌うソロは聞くに堪えなかった。ごめん紀香~!
作曲も外国のものに日本語を乗せたって感じで
マーチなんて 大日本帝国の軍歌を思い起こさせました。
それから演技も、メインの人物描写が浅い。
これは演出のせいかもですが、
マルグリットがどういう人間なのか全く解らなかった。
椿姫のような 沸きあがる熱さがない。
将軍役の西城秀樹さんも ドイツ人らしい冷酷さが感じられなかった。
彼が歌うとどうしてもYMCAなんだよなぁ。
でも相手役の男性の田代さんはピアノも歌も良かった。
立ち姿が綺麗で、役にはまってました。
彼のお姉さん役の女性も歌が上手くて良かった!
安心して聴ける。やっぱり プロって感じ。
全体的には美しい舞台でしたが、
なんだか肝心な部分がスポッと抜けてる感じがぬぐえず・・・・。
感動しないエンターテイメント。
最近 GLEEばっかり見てるからいけないのかな。
終演後、紀香さん号泣していたそうです。
なんでだろ。
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