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アートメイクサロン“La paresseuse”の技術者 HIROMIの日記です。旅日記や、日々思ったり感じたりしている事を書いていこうと思います。どうぞ おつきあい下さいね☆ 

La Paresseuse BLOG

   

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家守綺譚

友達に梨木香歩の「家守綺譚」を借りて読んだ。

と~~~っても面白かった。


駆け出しの物書きで大学の学士である主人公が

早世した学友、高堂の実家に「家守」として住むところから始まる。


ある日、床の間の掛け軸から その高堂がボートに乗ってやってくるのだ。

日常の生活の中に あの世とこの世が重なりながら

移ろう季節の中で 物語が進んでゆく。



河童が出てきたり、狸や狐に化かされたり

庭のサルスベリに想いを寄せられたりして

独特のファンタジーにどんどん惹きこまれた。

時代背景は 明治くらいだろうか。



読み終わって、亡くなった祖母の事を思い出した。

祖母は良く 狸や狐に化かされる話をしてくれたからだ。




中でも面白かった話をひとつ。


若かりし頃、祖母と祖母の姉が 

夜、近所の家からの帰宅した時だった。

満月の夜だった。

当時は街灯などなく、それでも月の明かりで十分歩けたそうだ。



どこからか三味線の音が聞こえたので

音のする方を見上げると

近くの誰それさんの家の瓦屋根に

綺麗な着物をきた「猫」が、

三味線を弾いていたそうだ。




「うっそだぁ~!!」私達三人姉弟の反応。。。。。




そして、フッとその家の庭に目をやったところ

庭では別の「猫」が 

たらい桶に水を張り 洗濯をしていたそう。




「で? それで ばあちゃん達はどうしたの??」

「そりゃ~、二人で 『おっかねえ、おっかねえ!』って逃げ帰ったさ~。」

「ははははー!」




でも、いま考えると

二人の目で見てるんだよなぁ!

それも、話しをしているのは見た本人である。


その上、この話には子供に対しての道徳的な教えも何も無い。

無理に見い出すとしたら 夜は出歩くなといった所か。

しかし私の祖母は 決してそんなタイプではないのだ。





「家守綺譚」を読み終えた今、

にわかに、

昔は本当に何か別の世界がクロスしていたのかもしれないなぁ~

などと想像して ふふふとニヤつくのである。

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早稲田にてアートメイクサロンをしています。出張もするよ~♪興味があったらご連絡ください。バックパックの旅が大好き。息子達を放ってふらっと旅に出ます。ふふふ。

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