行きに3日、帰りに2日合わせて5日間デリーに滞在した。
デリーで出会った人達の事を思いつくまま少し・・・。
35歳で脱サラして 1年余りバイクでインドを回り写真を撮っているという日本人男性に会った。まだこれからも出来るだけ長く滞在する為 超節約旅をしていた。安宿に滞在し いつも60ルピーのタジンを食しているそうだ。1ルピー約2円余。
ホテルのツアーカウンターに居た日本語のうまい41歳インド人。
チャイを何杯もご馳走になる。彼は家が貧乏な為、18歳で日本に行ったそうだ。
埼玉に住んでいたというので、私は熊谷出身だと言うと「田舎だねぇ。」って突っ込まれる。
日本人の恋人がいたのだが、妊娠を期に結婚を真剣に悩んだらしい。
しかし、日本では食べていけずインドは彼女が嫌がり、結局彼女は堕胎を選んだそう。
彼はとってもショックで暫く落ち込み 3回も交通事故にあったそうだ(笑)
日本語が上手いだけあってここでも日本人ツーリストにモテるらしいのだが、彼曰く「ここに来る日本人は僕のレベルには合わない。低すぎる。」そうだ。なんとも!(笑)
彼の友達、カナダのハーフインド人が 君はフランス語を話すのか?と聞いてきた。何で?と聞くと 私の英語はフランス訛りだって。かなりショック。
フランス人も多かった。若い、ドレットヘアのヒッピーカップルは1歳の女の子を連れていて 軽いブラウスだけ着せ 下は何も穿かせず放し飼いで タブラーを叩いていた。
ブロンドのカールが天使みたいな女の子だった。さぞトイレの躾が簡単だろう。
目立ったのは50~60代のフランス女性だ。
大抵独身で30代のインド人男性を連れている。ガイド兼・・・というところか。話を聞くと子供達は皆自分の家庭を持つようになって 仕事もひと段落着いて自由時間が持てる人達だった。フランス語を話したがらない所が特徴的だった。ああ、フレンチ訛り。。。
外で話しかけてくるインド人は、フリーで色んな土産店や旅行代理店に連れて行こうとする。
それからアーユルベーダマッサージを無料でしてあげるを切り口に、デリー案内やその他サービス込み込みで付き添うイケメンインド人達。
彼らはテンポラリーなヒモなのだ。洋服はじめ、色々買ってもらうみたい。
何度も日本の友達だという女の子達の携帯写真を見せられた。
マクドナルドで話しかけてきたIT学校に通う学生は、旅程について色々聞いてきた。
彼らは旅行代理店とは関係なく、自分でチケットやホテル予約して手数料を得る様だ。
感じの良い頭のいい若者で 協力してあげたいとも思ったが、自分で出来るし 予定は何も決められなかったのだ。
日本人の若者パッカーはみんなネットカフェにいた。ブログや写真編集で忙しそうだった。
とても愛らしい子が多かった。そういえば街では殆ど見なかったな。
インド人の携帯でしか。
日本製のTシャツですら厚手に感じるインドの暑さに負け、店に入った。
一枚買っただけだが オーナーにチャイを何杯もご馳走になり話に耽る。
大抵洋服屋は親の家業を継いでいる場合が多い。
必ずインド人が聞いてくるのは日本の出身地、仕事、家族構成、両親は健在か否か、だ。
だから当然 離婚や子供達の話を避けられない。インド滞在中、何度説明したことか。
彼らはとても保守的で離婚を恥と感じている。
恥じている人に話すのは 何故か自分も恥ずかしく感じるものだ。
行きの3日目、ホテルの隣部屋にいた元気な日本人女子と仲良くなった。
彼女はその日の夜 日本に帰った。情報や小道具を貰った。
朝ご飯を一緒に食べに外に出たら、ジャイプールで会って少し話したという日本人男子にばったり出会った。彼は翌日 私と同じ電車でバラナッスィに向かうと言うので、じゃぁ向こうで会うかもね、よろしくねと挨拶して別れた。
結局彼とはバラナッスィでずっと一緒に過ごす事になる。
インド中で沢山チャイをご馳走になったが、彼らは自分で淹れる訳ではなく 外のチャイ屋さんに持ってきてもらう。ツーリスト価格は一杯15か20ルピーだが、現地価格は半分の量で2、3ルピー。なので喜んでご馳走になった。
チャイも色んな味があり面白かったが 何より彼らとの会話が面白かった。
[2回]
PR
COMMENT
旅すれば~
体力気力とも減退中な私は旅に出ることもできずグダグだであります。
夏になったら出かけるぞー
おーっ
フレンチ訛り英語って…巻き舌がすごいってことなんでさうか…(訛っていてもそうでなくっても聞き取れない外国語アレルギーの素朴なギモンです)
無題
フレンチ英語は、これ↓じゃ!!
http://www.youtube.com/watch?v=M8-Z37Nh0LY